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フードテックが食糧不足を救う?|食の安全と最先端領域とは

みらいキャリア編集者

 

フードテックが食糧不足を救う?|食の安全と最先端領域とは

 

今回は食糧不足問題において期待を置かれている「フードテック」と、それに関わる食の「安全性」について紹介します。

フードテックとは?

フードテックとは食品関連分野に技術を導入し、新しい形の食品を開発する技術やサービスのことであり、「食(フード)」「テクノロジー」を融合させた造語です。昨今のニュースでは「Fintec(フィンテック)」と呼ばれる金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)の融合と同じ類となります。

2021年現在、世界総人口は約75億人ですが、毎年その人口は増加傾向にあると言われており、その人口を支えるための食糧が急激に減りつつあるのです。

牛などの家畜の飼育には餌・土地・環境が必要であり、そのため毎年増加している人口に追いついていない状況です。また、菜食主義により動物性の食品による食事が摂れない方も世界には数多く存在し、肉の代用品である人工肉(代替肉)の開発が急がれています。

フードテックはこのような世界的に問題視されている食糧不足や食の安全性などを解決できるとされており、今後さらなる技術の飛躍が重要視されているのです。

日本でのフードテック:人工肉(代替肉)事例

大豆や小麦のたんぱく質を主原料とする肉の形をした食品を人工肉や(代替肉)と呼びます。他にもフェイクミート、ソイミート、疑似肉という幅広い名称で使われています。日本でも人工肉は話題に上がることも昨今は多くなり、段々と浸透してきているのが事実です。

日本ハム株式会社では2020年3月1日にお肉を使用しない商品「NatuMeat(ナチュミート)」というものを開発しました。

植物由来の原料を使用したハムタイプ、ソーセージタイプなどが発売され、話題を呼びました。フードテックの一つの取り組みとして、さらなるおいしさの追求や新しい商品の開発も増え続け、人工肉の需要は今後さらに高まるでしょう。本物の肉のような味わいなのか、一度食べてみてはいかがでしょうか。

参考:お肉のメーカーが、お肉を使用しない商品を開発!

大豆ミート

フードテックにおける食品の安全性とは

食品の安全性は消費者にとって重要な関心事です。欧州食品安全機関(ESFA)が実施した調査によると、食品の安全性は購入の意思決定を左右する主要な問題の一つである事が明らかになりました。

この調査では、食品を購入する際に考慮すべき点として、産地やコストに次いで食品の安全性は3番目に高く、味よりも優先されていることが分かりました。

食品安全と品質の専門家は、コロナウイルスの危機によって食品安全の重要性が増したと考えています。コロナウイルスは、この分野に新鮮な食品安全性の課題をもたらし、食品の安全性に考え方を完全に変えてしまったと専門家は語っています。

食品の安全性に対する期待の変化は、食品の安全性、品質、透明性に対する、小売業者や消費者の要求が世界的に高まっている事が背景にあります。消費者が自分が食べる食品について、より多くの知識を持つようになりました。結果、消費者は銘柄に対して、自分たちが消費しているものが自分たちが要求しているものなのか、確証を求めるようになってきました。この課題は以前から存在していましたが、以前より消費者を促す行動の主流となっています。

風評被害の危険性

食品の安全性に関する意識の高まりに伴い、物事が上手くいかなくなると風評被害も高まります。製品回収のリスクの高まりは、生産者にとってブランド価値と商業的な結果に深刻なダメージをもたらす可能性があります。このようなリスクを回避することは、食品の供給を維持し、企業の評判をそのまま維持するために最も重要な事だと言われています。

専門家は、「進化する消費者の動向に生産者も合わせられない影響は、すでに明らかです」と主張しています。例えば、小売業者が特定の分野でより多様な銘柄を仕入れ始めると、実績、品質、透明性において消費者志向の明確なブランディングを持つ小規模銘柄が、既存の銘柄よりも優先されますようになります。それぞれの事業は特有であり、生産者ごとに食品安全上の重要な役割は異なります。だが、既存の生産者は新たに生まれつつある役割に付与しなければなりません。

これは必然的に直接的な財務的影響につながりますが、適応しなかった場合の影響は断然大きく、既存の生産者にとっては大幅なコスト増になります可能性があります。簡単に言えば、これらの要求に対応しなければ、行動に移すことを厭わない新しい銘柄が市場に現れ、市場シェアを奪われることになります。

食品安全の「新しい最先端領域」

これらの新たな課題に対応するために、革新的な技術をベースとした解決策が急速に登場しています。専門家は、「私達は、食品安全に関しては技術革命の真っ只中にいます。今日の食品安全の問題を解決するだけでなく、急速に変化する世界での食品安全の課題を予測できるスマートな技術を目の当たりにしている」と言います。

新技術で特に注目されていますのが、DNAシーケンシングです。これは、現在の食品安全性にはない追跡可能性と迅速な検査の可能性を提供します。

DNAシーケンシング技術は成熟しつつあり、製造工程で経済的に使用できますようになるかもしれません。潜在的には、それは食品安全業界にとって革命的な技術になります可能性があり、生産者にとって有効です。

また専門家は、最終的に製造システムに統合されれば、検査時間と精度の面で大幅な向上をもたらす、可能性のある新しい検査システムは、楽しみで実験的な作業が行われていると述べています。

DNAをベースにしたものであれ、微生物学をベースにしたものであれ、これらの新技術は食品安全性を新たな最先端領域へと押し上げています。

食品安全市場を破壊する

急速な開発は、既存の食品安全市場を混乱させる可能性があります。専門家は、破壊の最大の可能性は機械学習と人工知能にあると考えています。

この時点ではやや陳腐に思えますかもしれませんが、食品安全のための最大の破壊的な可能性はAIにありますと信じています。AIと言えば、食品生産施設の生産結果をリアルタイムで監視し、予測します能力のことを指しており、レストランサービスの生産者はより新鮮で洗練されましたアプローチを取ることができます。

しかし、機械がコントロールするまでにはまだ多くの障壁があります。専門家は、「AIが有効になりますためには、生産施設のデータの基盤に取り掛からなければなりません多くの段階があります。そのため重要な事は、生産過程自体にリアルタイムの多変量センシング技術を採用しますことです」と述べています。

このようなシステムの規制や検証については明らかな疑問がありますが、規制当局はこの技術の可能性に非常に前向きな見方をしています。すべてのレストランサービスの関係者は、機械から共有されるデータが紙の記録よりも多くの点で、信頼性が高く正確だということに気付きつつあります。

それにもかかわらず、食品安全の革新の最大のチャンスは、その過程におけるリアルタイムの多変量検出と、データの意思決定レベルまで統合してこれを提供できる革新者から始まります。

野菜のイメージ

まとめ

深刻化が進む食糧問題、重要視される食の安全性。

食とテクノロジーの融合であるフードテックは、既に海外では広まっています。今後日本でも耳にする機会は多くなり、わたしたちの身近な食文化にも影響してくるのは確実でしょう。フードテックのさらなる技術革新は、世界で生きる人々全てが注目しています。

新たに開発され生まれていく商品の情報をいち早くキャッチしながら、今後起こりうる食糧問題や食の安全性、そしてフードテックについての興味関心に繋がれば幸いです。

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