こんにちは!みらいキャリア編集者です。
学生のころから食と健康の関係に関心を持ち、大学での実験や機器分析を通じて品質管理の仕事へとキャリアを積んできたYさん。食品メーカーでの品質管理職として手応えを感じながらも、働き方への思いが積み重なり、転職を決意しました。
しかし活動を進めるうちに、
「検査だけでなく、品質管理としてもっと幅広く関わりたい」
という最初は意識していなかった思いに気付いたとのこと。
今回は、食品メーカーから原料メーカーへの転職を実現されたYさんに、キャリアへの思いと、転職活動で見えてきたことについて、詳しく話を聞きました。
食への興味と、実験で気づいた自分の適性
食物栄養学を専攻されていたとのことですが、食品や分析の仕事に関心を持ったきっかけと、品質管理という仕事を選んだ経緯を教えてください。
食物栄養学を専攻したのは、学生のころから食と健康の関係に興味があったからです。分析や検査への関心は大学に入ってからで、授業での実験や機器を使った検査が楽しかった。細かい作業が得意だと気づいたのもそのころです。卒業後は研究職を目指していましたが決まらず、教育関係に進みました。
でもやっぱり理系の知識を活かしたくて、分析センターで経験を積む中で品質管理を紹介してもらいました。「これが自分に合っている」と感じて、今に至ります。
働き方と勤務地、二つの条件で絞った転職の入口
品質管理の仕事に手応えを感じていたYさんが、転職を考え始めたのはどんなきっかけからだったのでしょうか。
現職の仕事内容そのものへの不満ではなかったんですが、働き方そのものを見直す必要があると感じていました。身体的な負担が大きい環境で、自分の時間ももう少し大切にしたいという気持ちが積み重なっていた感じです。
それと、愛知県で働き続けたいという気持ちが強くありました。中学・高校と名古屋に住んでいて、馴染みのある土地の近くにいたい。趣味の野球観戦で応援しているチームもあって・・・愛知県を離れるという選択肢はありませんでした。
転職活動で気づいた、検査の先にあるキャリア
働き方の改善を軸に活動をスタートさせたYさん。進める中で、仕事そのものへの考え方に変化はありましたか?
最初は働き方を変えることを重視して考えていたんですが、活動するうちに「自分は次に何をしたいのか」を具体的に考えるようになりました。今まで検査中心の仕事をしてきたんですが、品質に関わる業務にもっと幅広く関わりたいという気持ちに気付いたんです。言葉にできていなかっただけで、ずっとどこかにあった思いだと思います。
みらいキャリアは企業について細かく説明してくれて、自分のペースで、一社一社を納得しながら見ることができました。自分が本当に何をしたいのかを考える時間ができ、自分のキャリアへの思いに気付けたので、転職活動中に軸を見つけることができたと思います。
工場見学で、スキルアップのイメージが具体的になった
活動を通じてキャリアの軸が定まってきたとのことですが、今回ご縁がつながった原料メーカーのO社へはどのような印象があり、決め手になったのでしょうか。
最初は、大学院や前職で使っていたHPLCなどの分析機器の経験が活かせそうだと思って応募しました。書類が通ってから改めて調べてみると、世界的に高品質な製品を手がけている会社で、それだけでも魅力に感じました。作業場を見学させてもらったとき、機器が充実していて大学の実験室を思い出すような環境で、自分のスキルを上げていけるイメージがすぐに湧きました。
面接で仕事内容を詳しく聞いたときも「今の経験を活かしながら、品質管理として幅も広げられる」と感じることができて。見学と面接を重ねるうちに、前職の仕事に不満はなかったですがそれを手放してでも仕事の幅を広げられる環境に移りたいという気持ちが自分の中で固まり、ここでキャリアを積んでいきたいと思えました。
入社後に広げていきたい、品質管理の仕事
入社後はどんなことに取り組んでいきたいですか?
これまで積み上げてきた微生物検査や機器分析の経験はしっかり活かしつつ、工程管理や報告書の作成、ISO審査への関わりなど、品質管理として仕事の幅を広げていくことが目標です。
今回の転職活動でそれが明確になったので、入社後の方向性は自分の中でクリアになってきています。まずは周りがどんなふうに仕事をしているかをしっかり見て、自分の幅を広げてから、この会社でどんなキャリアアップができるかを考えていきたいと思っています。
自分の理解を確認したうえで、アドバイスをくれた
みらいキャリアとのやりとりで、印象に残っていることを教えてください。
面接直前の面談が特に印象的でした。「この会社はどんな質問をするか、選考の流れはどうか」を細かく教えてもらったんですが、ただアドバイスをもらうだけではなくて、「あなた自身はこの企業について調べてどう感じている?」というところから話が始まるんです。
私の理解と考えを確認したうえでアドバイスをくれるので、押しつけられている感じがなかったです。自分のことを尊重して話してくれているのが、私にとってとても安心感につながっていました。
自分が何を重視するか、考え続けた転職活動
転職活動を通じてキャリアの軸を見つけ、納得のいく選択ができたYさん。これから転職を考えている方に伝えたいことはありますか?
「自分は何を重視して決めるのか」を考えることが一番大事だと、今回の転職で感じました。私も最初は働き方を変えることだけを考えていたのに、活動する中でキャリアの軸も見えてきた。転職活動の期間は、仕事のことだけでなく今後の人生を広く考える機会になりました。
条件だけで動くと後から迷いが生まれると思うので、自分が何に納得できるかを問い続けることが、結果的に後悔のない選択につながるんじゃないかなと思います。
まとめ
Yさんの転職活動は、働き方を見直したいという気持ちからスタートしました。しかし活動を続けるうちに、「品質管理の幅を広げたい」という、自分でも言葉にできていなかった目標が見えてきました。「自分が何を重視するか」——その問いを持ち続けることが、納得のいく転職につながるのかもしれません。今の働き方に疑問を感じているなら、まずそこから考えてみてください。
みらいキャリアでは、東海エリアの製造業・メーカーに特化し、一人ひとりの価値観やキャリアビジョンに寄り添った転職支援を行っています。
「メーカーで腰を据えて働きたい」「専門性を高めたい」「モノづくりに深く関わりたい」と考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
▼転職事例を担当したキャリアアドバイザー











