「平日休みはやめとけ」と就職や転職活動の際に耳にすることも多いのではないでしょうか。
サービス業や接客業、福祉業界は平日での働き方やシフト制もよく聞きます。しかし、製造業・メーカーでも取り扱う製品によっては土日でも稼働している工場が実はあるんです。
「この企業で働きたいけど平日休みがネック」「土日休みの連休がいい」「平日休みの働き方って実際どうなの?」と考えている方の不安や悩みを当記事では解消していきます。
目次
「平日休みはやめとけ」と言われる4つ理由
平日休みは予定が合わせづらい
平日休みの働き方をする場合は土日に休みが取り辛く、家族や友人との予定が合わせづらいというデメリットが存在します。
また、イベントなどは土日で行われることが多く、そのような催し物に参加したい方にとって平日休みはおすすめできないでしょう。
周囲の方々との交流が減ってしまい、プライベートの充実が損なわれてしまいます。
平日休みは疲れがたまりやすい
平日休みは連休が取りにくく、心身ともにしっかりと休むことが難しく、疲れがたまりやすい傾向にあります。
身体的には疲れが残ったまま出勤となり、仕事への集中力が散漫となるかもしれません。また、土日出勤する際には「世間は休みの空気なのに自分は仕事…」というネガティブな気持ちを持ってしまう場合もあります。そのような空気が苦手な方は、メンタル面でも気だるさを感じてしまうでしょう。
大型連休に休みがとれない
平日休みの仕事の多くは、サービス業や接客業となります。そのため、大型連休が稼ぎ時のため、長期的に休みをとることが難しいです。
大型連休中に休めたとしても1~2日ですし、「職場が忙しいのに休んでしまっている」という後ろめたさを感じてしまう可能性もあります。
休みの日でも仕事先から連絡がある
平日休みは、自分が休みだったとしても、他の人が働いている場合がほとんどです。そのため、職場で何かしらのトラブルが起きたり、あなたへの確認のために休みでも連絡が来ることが想定されます。
「もしかしたら連絡が来るかもしれない」という思いから、休みを充実できず辛いと感じてしまう方もいるでしょう。
「平日休みも悪くない」と言われる5つの魅力
「平日休みはやめとけ」「平日休みはつらい」と言われがちの働き方ですが、自ら望んで平日休みを選ぶ人ももちろんいます。それでは、平日休みにはどんな魅力があるのでしょうか?
魅力1 観光地や商業施設が空いている
平日休みは、土日に比べて観光地や商業施設の人が少なく、ゆっくりとプライベートを楽しめるのが魅力です。
どこにいっても混雑していることがおおい土日。駐車場も満車で、食事をする飲食店やフードコートも満席、1時間待ち、なんてことも。平日休みはそんな心配はほとんどなく、時間を有効に使うことができます。
魅力2 混雑を気にせずお得に遊べる
旅行やツアー、テーマパークや映画館、カラオケなど土日は混雑している上に、値段が休日価格に設定されていることも。平日であれば人混みを気にせず楽しむことができ、土日に比べて手頃な価格でゆっくり楽しむことができますよ。
魅力3 役所・銀行などの手続きが便利
「市役所で手続きしたい」「歯医者に行きたい」「銀行で振り込み手続きがしたい」、しかし《土日で受け付けてもらえず、会社を休んで行かなくてはならない!》ことありますね。
そんな時、平日休みであれば有休や半休を使うことなく、余裕を持って無理なく済ませることができます。
魅力4 就業時間が短い企業もある
平日休みの場合、企業にもよりますが通常の勤務時間が短く設定されている会社もあります。実働時間8時間のところ、平日働く場合やシフトの場合は7~7.5時間という勤務場所も。理由としては様々ですが、年間休日数を考慮しての働き方であることが関係しています。
魅力5 みんなが仕事をしている日に休める
世間が仕事をしている中、平日休みの方はのんびりと過ごすことができます。メンタル面でも「お得な気分を味わえる」という方も多いでしょう。
平日の時間に合う友人や家族、また一人の時間をしっかりと持つことで、プライベートも充実することができます。
平日休みと土日休み どっちが辛いの?
平日休みのメリット・デメリットを理解した上で、ぜひこれからの自分自身の働き方について、参考にしてみてください。
平日休みの業界・職種を探す方法
平日休みの業界・職種
それでは、平日休みの業界・職種はどのようなものがあるのでしょうか?
平日休みの場合は、多くはサービス業や接客業、福祉業界がメインとなります。
▽業界・職種
・飲食店
・ホテル・娯楽施設
・美容・アパレル
・医療、福祉
・配送業
・冠婚葬祭
・販売員
・警備員
・イベント主催者
・不動産賃貸仲介業
・インフラ関連 他
平日休みの業界・職種を探すポイント
平日休みの仕事は、来客が多い施設の運営・店舗、24時間対応が必要な仕事が多く当てはまります。
「必ず平日を休みにしたい」「平日・土日休みを選びたい」という希望がある方は、シフト制のある仕事や働く時間に調整がしやすい業界・職種を選ぶことがポイントです。
土日休みの業界・職種を探す方法
土日休みの業界・職種
次に、土日休みの業界・職種はどのようなものがあるのでしょうか?
土日が休みの仕事は、サービス関連の事業ではなく、企業が顧客になる場合が多いです。
▽業界・職種
・公務員
・メーカー・製造業
・商社
・金融業界
・IT業界
・郵便局
・一般的な会社 他
土日休みの業界・職種を探すポイント
顧客の企業が土日休みであれば、それに合わせて自社も土日休みになるのが一般的です。求人の内容や企業の事業形態をしっかりと把握し、自分に合う働き方が可能かどうかを判断しましょう。また、企業によっては会社カレンダーというものも存在します。通常のカレンダーとは少し違い、企業の仕事に合わせたカレンダーです。基本的には土日休みだが、年に1回は出社する場合があるなどのイレギュラーもあるため、注意をして探していきましょう。
まずは自分にあった働き方を見つけよう
「働き方」を考えるとき、多くの方は休みを気にされると思います。
しかし、土日休みと平日休みは、その方の生活や考え方によって異なるのでどちらの方がいい!というものではありません。働き方は企業によって十社十色。休みの取り方も企業それぞれ。
仕事を選ぶ際に重要なのは、自分自身にとってどのような働き方があっているのかを明確にしておくこと。ただ、転職活動においては、休みなどの「働き方」の選択肢以外に、自分の経験や活かせる知識、やりたいことなども考慮して選ばなければいけないことは忘れないようにしましょう。
【自分に最適な「働き方」に迷っている方】
自分にとっての「働きやすさ」「転職に関する希望条件」などがまだはっきりしていない方、自分自身のこれまでの経験が活かせる職種は何なのかなど、明確ではない方は転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
家族や友人には相談しづらいことも、転職エージェントは個人情報を守りながら経験や希望を丁寧にヒアリングしてくれます。
もちろん、みらいキャリアでも専属のキャリアアドバイザーが面談の中であなたの適性や働き方などの希望に合った求人をご紹介させていただきます。
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