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機械設計ってどんな仕事?仕事の内容からやりがいまで徹底解説

みらいキャリア編集者

機械設計ってどんな仕事?仕事の内容からやりがいまで徹底解説

理系出身の人であれば多くの人が憧れる、機械設計という職種。

機械設計は製造業における花形部門と称されることもあり、形のないものを形あるものに置き換えるという創造的な仕事は、新卒の理系大学生はもちろん転職希望者にも人気です。

しかし一方で、

・機械設計という仕事に興味はあるけれども、具体的にどんな仕事をするの?

・機械設計の仕事って本当に楽しいの?

こんな疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、機械設計の具体的な仕事内容やそのやりがいなどについて紹介していきます。

機械設計の仕事についてより深く知ることで、機械設計という仕事に今まで以上に興味が湧いてくるはずです。
機械設計への就職相談はこちら

機械設計とは?

機械設計とは、文字通り機械を設計する仕事のことを指します。

機械と一言に言っても、その対象は自動車や航空機、産業用機器や医療用機器まで様々。

思い描いたものを実際に形にしていくのが、メーカーにおいて機械設計者が担う工程です。

機械設計の具体的な仕事内容は?

「思い描いたものを実際に形にしていく」と言っても、イメージが漠然とし過ぎていてよく分からないという人も多いでしょう。

ここでは、機械設計の具体的な仕事内容について紹介していきます。

※実際の機械設計の仕事内容はメーカーや業界によって異なるため、ここで紹介するのはあくまでも機械設計という仕事の一例です。

機械設計をしているイメージ

①構想設計

新製品のコンセプトに基づき、具体的に製品の構造や仕様を決めていきます。

「製造原価を抑えるために、材質には●●を使用して・・・」

「今回の製品は小型化を求められているから、メインパーツの大きさは▲▲mm以下に抑えて・・・」

このように新製品のコンセプトにマッチするように、構想を練ります。

この時点では設計図も手書きのスケッチレベルであることが多く、場合によっては1つの製品に対して複数の構想案があったりもします。

②基本設計

構想設計で製品の構造や仕様が決まったら、具体的な設計図を描いていきます。

設計図を描く際は、「CAD」と呼ばれる作図ソフトを使うことがほとんどです。

設計図を描きながら、部品同士の接続の方法や寸法を決めていきます。

このタイミングで、製品に使用する部材が一定以上の負荷をかけても壊れないかどうかを確認する「強度計算」も行われます。

強度計算には、専用の計算ソフトやシミュレーションソフトが用いられるケースが多いです。

③詳細設計

機械設計の最終段階です。

基本設計で出来あがった設計図を、実際に製品を製造できるレベルまで落とし込んでいきます。

・安定的な生産が可能か?

・部品を外注した時、極端に価格が上がるような構造ではないか?

など、様々な要因を加味し、製品の最終形状を決定します。

多くのメーカーで取り入れられているDR(デザインレビュー)制度

①構想設計

②基本設計

③詳細設計

というプロセスで機械設計の仕事が進んでいくという説明をしました。

しかし近年多くのメーカーでは、各プロセスの合間にDR(デザインレビュー)という制度を取り入れています。

DRとは、機械設計者が製作した構想図や設計図に対し、有識者に評価をしてもらう制度のことです。

有識者には製造、品質、購買など、様々な部門の関係者が選ばれ、それぞれの観点で製品を評価します。

 

設計者としての観点だけでなく、様々な観点からの意見を取り入れることで、より良い製品を作り上げていくというのがDRの目的です。

 CADを使用している男性のイメージ

機械設計の仕事のやりがいとは?

機械設計の仕事のやりがいは、やはり自分の設計した製品が実際に世の中に出回るという点です。

自分の設計した製品が実際に使われているのを目にした瞬間は、何にも変えられない感動や喜びを味わうことができます。

 

また、製品に対するニーズは日々変化していくため、常に最先端の技術や新素材を取り入れて設計をしていく必要があります。

同じような仕事を日々繰り返すのではなく、常に新しいものに触れながら仕事ができるというのも、機械設計の仕事のやりがいの1つです。

 

機械設計の仕事に必要な知識や能力は?

機械設計の仕事には、一般的に下記のような知識や能力が求められます。

 

4大力学の知識

4大力学とは、「機械力学」「材料力学」「熱力学」「流体力学」の4つの力学のことを指します。

四年制大学の機械工学科ではほとんどの場合必修となっており、構造検討や強度計算の際、この4つの力学の知識が主に求められます。

 

CADの操作できること

多くの場合、設計図の作成にはCADという作図ソフトを用います。

設計者によっては、一日中CADを操作しているという人もいます。

 

会社の教育プログラムの中にCAD操作に関する教育が組み込まれていることも多いですが、やはり最初からCADが操作できるという人の方が即戦力として扱われやすいです。

 

コミュニケーション能力

「機械設計」という言葉を聞くと、事務所に閉じ籠ってひたすら設計図を描いているというイメージを抱く人もいるかもしれません。

 

しかし実際の機械設計は、様々な部署の人と連携を取り、業務を進めていく必要があります。

また、1人で製品を設計するのではなく、何人かのチームで1つの製品を設計することも多いです。

 

機械設計の仕事には、コミュニケーション能力も求められます。

 コミュニケーションをとっているイメージ

機械設計の仕事に携われるのはどんな業界?

機械設計者を必要としているメーカーは非常に多く、基本的に機械に関連するメーカーであれば、機械設計の仕事のニーズがあります。

具体的には、下記のような業界において機械設計の仕事に携わることができます。

 

・自動車

・輸送機器

・産業用機器

・医療用機器

・宇宙開発

・ゼネコン

・プラント

・インフラ  etc…

 

他にも様々な業界があるため、気になる人はぜひメーカーの会社情報や求人情報をチェックしてみてください。

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まとめ

本記事では、機械設計の具体的な仕事内容やそのやりがいなどについて紹介しました。

機械設計の仕事は理系出身者に人気の職種であり、またその仕事の内容も非常にやりがいのあるものです。

機械系メーカーのホームページを見ると、そのメーカーにおける機械設計の仕事内容が具体的に解説されていたりもしますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
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