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製造業における設備保全ってどんな仕事? ~保全と保守、メンテナンスの違いも紹介~

みらいキャリア編集者

製造業における設備保全ってどんな仕事?
製造業をはじめモノづくりに関わる企業に存在する設備保全という職種。
設備保全は製造業において、設備を維持するために修理などをする仕事というイメージはあるものの、

・設備保全の仕事って、具体的にどんなことをするの?
・設備保全の仕事って大変なの?きついの? やりがいってあるの?
・保全、保守、メンテナンスという言葉があるけど、違いって何?
といった疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、設備保全の具体的な仕事内容やそのやりがいなどについて紹介していきます。
設備保全の仕事についてより深く知ることで、今まで以上に興味が湧いてくるはずです。

設備保全とは?

設備保全とは、工場で稼働している生産設備の点検や修理、安全性を高める改良を行うことを指します。
生産設備とは、製品を製造するための加工機やプレス機、混合機などがあります。また、製品を搬送するコンベアや製造に付随する炉や計量器など、工場にあるあらゆる設備が対象になります。

設備というものは、生産を行っていると、摩耗などの劣化により必ずいつか故障するため、どこかのタイミングで生産トラブルが発生します。

その時に設備を止めてしまうと生産に多大な影響を与えてしまいますので、その影響をできるだけ抑えることおよび未然に防止することが設備保全の仕事と言えます。

「設備保全」と「設備の保守、メンテナンス」との違い

「設備保全」と似た言葉に、「設備保守」や「設備メンテナンス」があります。
言葉として似ており、同じ部分とそうではない部分の両面があります。

同じ部分としては、どちらも設備の点検や修理をするということです。

違う部分としては、「設備保全」には、設備が壊れないように普段から点検しておく側面が強いということです。これを一般的には、「予防保全」と呼んだりします。

つまり、「設備保全」という業務の中に「設備保守」や「設備メンテナンス」が含まれており、「設備保全」は、設備がトラブルで止まることなく、安定的に稼働できるような活動も含まれていると理解しておくとよいでしょう。

設備保全

設備保全の具体的な仕事内容は?

設備保全の主な仕事内容は、次の2つです。それでは具体的な仕事内容をみていきましょう。

設備のトラブル対応(事後保全)

設備のトラブル対応は、設備のトラブル時における復旧が主な仕事です。

トラブル対応では、どこに不具合箇所があるのかを調査し、それに応じた部品の調整・修理・交換を行います。自社で制作した設備ではない場合、設備メーカーに問合せをして対応することもあります。

生産部門から依頼を受け、業務を行うことになりますが、生産部門としては生産ラインを早期に復旧させたいという希望があります。そうした希望を叶えるためにも、設備保全担当としては、不具合原因を早期に追求し、いつまでにライン復旧が可能かの復旧計画を生産部門と連携することが重要になります。

設備の維持管理(予防保全・予知保全)

設備の維持管理も重要な仕事の一つです。設備の維持管理の仕事としては、主に予防保全予知保全があります。

予防保全(定期点検)では、トラブルが発生したことのある設備について、使用回数や稼働時間をもとに点検する時期をあらかじめ決めたうえで点検を行います。生産部門と生産調整をして点検を行い、工事が必要な場合は、設備・部品メーカーへの工事依頼もします。

予知保全では、設備トラブルの兆候を判断して、設備を点検することで設備トラブルを未然に防ぎます。
設備の兆候の判断は、設備の動作音や状態から五感を駆使して行うことが一般的です。しかし、この方法は、設備に対する知見や経験が必要となってくるため、いわゆるベテランの方しか対応できない業務でした。

現在は、設備のデータを収集して、正常な動作か異常な動作かを定量的に判断する手法を用いる現場が多くなってきています。そのためデータ収集のためのセンサーの選定や設置についても設備保全の業務になってきている企業も少なくありません。

設備保全の仕事のやりがいとは?

設備保全というと、設備トラブルが起こった際に、生産部門から早期に生産ラインの復旧を依頼され、急かされてストレスが貯まるというイメージがあると思います。

確かにそういった側面はあります。ただ、その中でやりがいは無いのかと言われるとそんなことはありません。

設備保全のやりがいで代表的なものは、以下の3つです。

自分の力で設備トラブルを解決できたとき

設備保全はチームや複数人で作業にあたることが多い職場ですが、経験を積んでいくと担当の設備を一人で任されることもあります。

そのときにトラブルの原因を設備の状態から推測して、修理・交換を行い、その後問題なく設備が稼働したときは、達成感が感じられます。

また、工場を支えている一員として誇りが持てる点もやりがいとして感じられる部分です。

改善業務で効果が出たとき

予知保全を行うとこれまで起きていたトラブルの予兆が判断できるようになるので、実際にトラブルが起こることが少なくなることが多いです。

そのため、生産部門からは感謝してもらえることが多く、やりがいのポイントとして挙げられると思います。

修理のノウハウが学べる

設備保全という職種は、仕事を通して設備を知ることができるので、モノづくりの原理を学ぶことが可能です。

これは、普段の生活においても色んな事に通じます。
例えば、自宅の家電や車・自転車などの不具合があったときに、モノづくりの原理や仕組みなどを知っていることで、簡単な修理や改造は自然とできるようになる方もいます。

仕事を通じて、仕事以外のことにも役に立つ職種であり、そういうところに設備保全の仕事をしていて良かったと感じられることもあります。

設備保全の仕事に必要な知識や能力は?

設備保全で働く人には、次のような知識や能力が求められることが多いです。

コミュニケーション力

設備保全では、設備のトラブル対応にしても、維持管理の対応にしても、一人で作業をすることはほとんどありません。必ずといっていいほどチームで作業を行います。

そのときにコミュニケーションでロスが発生すると、そのぶん、生産ラインの停止が延びてしまい稼働率の低下に繋がります。
職場のルールを徹底するとともに、チームでのコミュニケーションが円滑に進むよう工夫する力が必要となります。

また、設備保全の対応を行う際は、一時的に生産ラインを停止させることになります。そのため、生産性を維持するために生産部門との連携が大切になります。トラブル対応の場合はもちろん普段からこまめにコミュニケーションを取ることで信頼関係を構築することが重要となります。

その他に、社外とのやり取りとして、メーカーや工事業者へ工事を依頼する場合があります。その際、工事内容の説明・見積もりの取得・工事調整などのやり取りがあり、抜け漏れが無いようコミュニケーションをしっかりと取ることが大切です。

安全管理能力

設備保全で行う設備の修理や点検は、基本的に普段の生産活動では行われない作業(非定常作業)です。そのため、労働災害の危険と隣合わせという職場でもあります。
例えば、加工機に巻き込まれる、プレス機に挟まれる、電源系での感電等の多くの危険が潜んでいます。

そのような仕事環境ですので、安全管理は徹底しておく必要があります。職場のルールに従うだけでなく、常に何か危険なことが起きるかも知れないということを想定し、その防止策を取った上で作業にあたらなければなりません。

設備特有のリスクや他の職場での災害事例などを学ぶことで、安全に作業をすることが自分のためにも職場のためにもなるでしょう。

設備保全に関する資格

設備保全業務は必ずしも資格が必要な職場ではありません。ただ、資格を取得することで業務の幅が拡がったり、転職に有利になったりする可能性が高まります。

実務経験が必要な級もありますので、経験者も含め資格取得を検討されてみてはいかがでしょうか?

設備保全に関する資格で代表的なものは以下の3つです。

◆機械保全技能士

機械保全技能士は、設備のメンテナンス方法や検査方法などを学べる国家資格です。3級から特級まであり、3級から1級までは作業別に試験内容が異なります。特級は1級に合格した後、5年以上の実務経験があれば受験できます。

設備に関して幅広い知識を得ることができ、設備保全にはとても有効な資格です。

◆電気工事士

電気工事士は、電気の工事をする際に必要となる資格です。1種と2種があり、1種のほうが上級で、2種よりも幅広い工事に対応できます。2種を飛ばして、1種から受験するのも可能です。試験は筆記と技能の2種類です。すでに電気主任技術者の資格を取得しているなら、筆記は免除されます。

生産設備やその他周辺設備など配線の工事など、電気工事の仕事は多くあります。電気工事をする際には、この資格が必須となるため取得にチャレンジする人は多い印象です。

◆電気主任技術者

電気主任技術者は、工場やビルなどの電気設備に関する工事や保守、運用について、管理する仕事に必須の国家資格です。第1種から第3種まであり、電気工作物の電圧によって必要とされる資格が異なります。第3種なら、5万ボルト未満まで対応が可能です。中小規模の工場なら、これで十分でしょう。

試験は理論・電力・機械・法規の4科目があり、すべてに合格しなければいけません。回答はマークシート方式です。難易度が高いですが、そのぶん需要がある資格です。

設備保全

設備保全のキャリアイメージとは?

設備保全には、スペシャリストマネジメントの2つのキャリアがあります。

まず、スペシャリストについては、設備保全の道を極めるプランで、工場全体の設備保全に携われるようになります。

一方、マネジメントについては、主に現場を管理監督する立場となります。
リーダー→係長→課長と昇格するにつれて、現場に出る機会は少なくなり、チームを束ねて大きな仕事をしてきたいという希望を持っている方に向いています。

設備保全のキャリアは、先程紹介した資格を取得することでどちらのプランにもシフトできる可能性が高まります。

また、キャリアイメージの中に年収アップが含まれる場合、マネジメントを目指すとともに転職も視野にいれるとよいでしょう。

その理由は、業界や企業によって年収に大きな幅があるためです。転職エージェントと面談し、色々な企業を見ると年収にこれだけの差があるのかと驚かれるかも知れません。

設備保全の仕事に携われるのはどんな業界?

設備保全の経験者を必要としているメーカーは非常に多く、基本的に製造業をはじめとしたモノづくりに関連するメーカーであれば、設備保全の仕事のニーズがあります。

具体的には、下記のような業界において設備保全の仕事に携わることができます。

・自動車
・食品
・輸送機器
・産業用機器
・医療用機器
・宇宙開発
・ゼネコン
・プラント
・インフラ  etc…

他にも様々な業界がありますので、気になる人はぜひメーカーの会社情報や求人情報をチェックしてみてください。

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まとめ

本記事では、設備保全の具体的な仕事内容やそのやりがいなどについて紹介しました。各業界のメーカーのホームページを見ると、そのメーカーにおける設備保全の仕事内容が具体的に解説されていたりもしますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

気になる企業が見つかった方は、まずはみらいキャリアのキャリアアドバイザーへご相談ください。

それでは、ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました!

参考URL

◆工場の設備保全とは? どんな仕事をするの?

◆設備保全ってどんな仕事?必要な資格はあるの?

◆設備の保守業務とは?仕事内容や向いている人について解説

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