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ものづくりにおける航空機の歴史と技術発展【人類初の動力飛行から現在に至るまで】

みらいキャリア編集者

 

航空機が空を飛ぶことは、近年では当たり前の技術となりました。

LCC(格安航空会社)の普及もあり、今や国内旅行と同じような感覚で海外の国へと渡航できるようになりましたね。

今でこそ航空機は我々の生活に根付いていますが、人類初の動力飛行は木製の骨組みと布張りの翼によるものだったと言われています。

人類初の動力飛行が成功してから100年以上が経ちますが、そこからどのようにして現代の航空機技術へと至ったのでしょうか。

本記事では、ものづくりにおける航空機の歴史について時代ごとに振り返っていきます。
航空機の歴史を知ることで、今以上に航空機技術に興味を持つことができるはずです。

航空機の歴史

初の動力飛行を航空機の歴史の始まりとするならば、その歴史の始まりは今から100年以上前まで遡ります。

逆を言うと、わずか100年あまりで初の動力飛行から現代の航空機技術まで至ったということです。

人類初の動力飛行からこれまでに至るまでの航空機の歴史について振り返っていきましょう。

1903年〜】ライトフライヤー号による人類初の動力飛行

人類初の動力飛行を成し遂げたのが、ご存知アメリカのライト兄弟

ライト兄弟が開発した「ライトフライヤー号」は木製の骨組みと布張りの翼で構成され、操縦者が腹ばいとなって機体を操作するというものでした。

人類初の動力飛行は当時世界中から大きな注目を集めたものの、その後ヨーロッパを中心に航空機に関する技術開発が急速に進み、ライトフライヤー号はたちまち時代遅れの機体となってしまいました。

1907年〜】エルロン(補助翼)による旋回手法

人類初の動力飛行はアメリカで誕生したものの、その後の航空機の技術発展はヨーロッパ諸国が牽引する形となりました。

航空機の技術発展を語る上で欠かせないのが、フランスのファルマンらが実用化したエルロン(補助翼)。
エルロンとは航空機の主翼後縁に取り付けられた可動式の翼面であり、操縦桿と連動して機体を回転させる方向に揚力を発生させる役割を持ちます。

ファルマンらが開発したエルロンで機体を旋回させる技術は、現代でもほぼ同じような形で航空機に用いられています。

1910年〜】金属製航空機の登場

航空機の日常化に大きく寄与したのが、1910年代にドイツで製造されるようになった金属製航空機です。「軽くて丈夫」は航空機の安全性を担保する上で大きな課題となっていましたが、機体にジュラルミンを採用することでこの課題を解決しました。

 

1939年〜】航空機へのジェットエンジンの採用

航空機に初めてジェットエンジンを採用したのが、1939年にドイツで作られた戦闘機「ハインケルHe 178」です。
ジェットエンジンの採用により、航空機による長距離移動が実現しました。

また「ハインケルHe 178」の開発は第二次世界大戦の始まりと同時期でもありました。
戦争中における「より速く、より遠くへ」という需要が、結果として航空機の技術を急速に発展させるきっかけとなります。

1950年代〜】旅客機の登場

第二次世界大戦を終え、「ボーイング707」を始めとする一般客を乗せることを目的とした旅客機が登場しました。
燃費の悪さや乗客数の制限からすぐには大衆化に至らなかったものの、世界中の航空会社が旅客機の普及を目指す時代へと突入しました。

1970年代〜】ジャンボジェットの登場で、航空機が日常化

1970年代に入った頃には定員500人を超えるジャンボジェット「ボーイング747」が就航することとなりました。それと同時期にパリ・ロンドンとニューヨークを結ぶ高速ジェット「コンコルド」も就航し、多くの人が日常的に航空機を利用できる時代となります。

【2000年代〜現在】航空機に保安性が求められる時代へ

一般庶民に対しても普及した航空機ですが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに、航空機の保安性が強く求められるようになりました。

具体的には乗客の手荷物検査や身体検査の厳重化、操縦室のセキリュティ対策が義務付けられます。

アメリカ同時多発テロの直後は一時的に世界中で航空需要が激減しましたが、航空各社の努力で徐々に航空機は信頼性を取り戻し、現在に至ります。

近年の航空業界における最先端技術

航空機をより安全で快適なものにしようと昨今も技術開発が進められていますが、航空業界はこれまで未開拓であった新たな技術分野も切り開こうとしています。

ここでは航空業界が開拓している新たな技術の一例を紹介します。

太陽電池駆動による飛行

20167月、スイスで開発された「ソーラーインパルス号2」が太陽光のみを動力として世界一周飛行を成功させました。

化石燃料を一滴も使わずに世界一周する技術は、歴史的偉業とも言えます。

同機は太陽光のみで120時間ノンストップでの飛行が可能であることを証明し、今後も様々な航空技術への応用が期待されています。

 「空飛ぶクルマ」の開発

20191月、ボーイングは世界初となる「空飛ぶクルマ」の飛行試験を成功させました。

同機は電動駆動であり、最大約80kmを飛行するとされています。

実用化には技術面だけでなく法整備面における課題も生じますが、将来的には世界中のインフラを大きく変えることが期待されます。

まとめ

本記事ではものづくりにおける航空機の歴史について時代ごとに振り返りました。

ライト兄弟による人類初の動力飛行が1903年に達成されたことを考えると、航空機の歴史はまだ100年余りと、意外と短いことが分かります。

しかしながら我々が現代の暮らしの中で航空機を日常的に利用できているということは、それだけ急速な技術発展が行われてきたということです。

航空機技術は、今後もますます発展していくと考えられます。
航空業界が今後どのように変わっていくのか、その動向からも目が離せません。

 

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【参考文献】

・日刊工業新聞 飛行機の歴史と概要

https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file5a57231ac766d.pdf

・日経テクノロジー 「ソーラーインパルス2」、太陽光だけで世界一周飛行を完了

https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/072603274/

Response ボーイング、「空飛ぶクルマ」の飛行試験に成功…自動、電動、垂直離着陸

https://response.jp/article/2019/01/26/318477.html

 

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