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【製造業×転職】履歴書・志望動機の書き方 例文付

みらいキャリア編集者

【製造業×転職】履歴書・志望動機の書き方《例文付》製造業での転職を考える際に、履歴書の志望動機はどのように書けばいいのか、悩んだことはありませんか?
製造業には多種多様な職種があるうえ、経験者から未経験者まで幅広い人材が求められる業界です。

今回は、そんな製造業の志望動機の書き方を5つのポイントからNG例まで細かく解説していきます。
また、職種別の志望動機の例文も紹介していますので、これからの転職活動において参考にしてください。履歴書・志望動機の書き方の相談はこちら

製造業の志望動機を書くときの5つのポイントとは

履歴書のイメージ

製造業の志望動機を書くときは、企業や採用担当者の「どうして?」に答えることを意識すると、志望動機を明確化して伝えやすいです。
次の5つのポイントを参考に、これまでの自分の経験などを踏まえて考えながら、志望動機を作りあげていきましょう。
また、採用担当者は多くの履歴書に目を通します。企業側が読みやすい、適度な長さで簡潔にまとめるようにするのも大切です。

どうして製造業なのか?

数ある業界の中で、なぜ製造業を希望しているのか、その理由を明確にしましょう。
製造業といっても、機械、化学、食品と様々な生産品目で分かれます。応募先企業の事業内容を深く理解する必要があります。
また、「モノづくりが好き」という理由だけでなく、どうして好きになったのかをこれまでのエピソードと交えて伝えましょう。

例)
・「子どもの頃からプラモデル作りが好きで、モノづくりの仕事に興味を持ちました」
・「学生時代、○○という原材料で実験をする授業があり、興味を持つようになりました」
・「飲食店でバイトをしている時、食品の製造工程が気になったのがきっかけです」

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どうしてその会社なのか?

国内製造業の企業数は66万以上。数多くのメーカーから「なぜ競合他社ではなく当社を選んだのか」「製造業であればどこでもいいのか」という採用担当者の疑問に答える必要があります。
企業サイトで事業内容や活動実績、理念などを確認し、自身の転職動機との接点を見出します。

例)
・「小学生の頃に○○の工場見学をしたことがあり、○○に関心を持つようになりました」
・「環境のことを考える○○という活動を新聞で読み、とても印象に残っていたからです」
・「近所の駄菓子屋にあった○○が好きで、製造元を調べたところ御社でした」

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どうしてその職種なのか?

製造業でも現場から営業、管理部門など多種多様な職種があります。
「誰にでもできそう」「給料が高いから」などの理由ではなく「自分に合う仕事だと思った」「これまでの経歴を活かせそう」というプラスの理由で伝えます。

例)
・「運動が好きで、デスクワークよりも手や体を動かして実際のモノづくりをしたいと考えたからです」
・「自分が携わった製品が、人の役に立ち使用されていると思うと嬉しく感じるからです」
・「食に関わる製品の安全や品質を守ることが、やりがいにつながると感じたからです」

製造業に向いている自分の性格は?

いずれの業界や職種にも、向き不向きというものがあります。これまでの経験から、自分のどんな性格や考えが製造業に向いているかを考えてみましょう。
思いつかない場合は、身の回りの人たちに聞いてみるのも良いです。

例)
・「変化に気が付くことが多く、製造現場でも全体を見て作業ができるからです」
・「手先が器用だとよく言われることもあり、細かい作業をコツコツとするのが得意です」
・「マラソンが好きで、集中力・忍耐力があります。業務に対し集中して作業ができます」

どんな経験が製造業で活かせるか?

製造業での経験がある方は、学んできたスキルや実績をアピールすることを忘れないようにしましょう。未経験者はこれまでの業界で学んだことを、製造業や職種に対してどのように活かせるかを考えてアピールしていきます。

例)
・「○○での製造経験が○年あり、学んできた材料の知識や機械のスキルを活かせます」
・「サービス業界で得た対人折衝のスキルは、工程管理やクレーム対応にも活かせると考えています」
・「前職では○○のプロジェクトリーダーを経験し、学んだ知識を活かしてチャレンジしたいです」

製造業で求められる適正を知っておくことが重要

作業服を着て仕事をする男女

志望動機を書くときには、製造業で求められる適正を知っておくと、どのように自分をアピールすればよいかが分かりやすくなります。
まずは自分のこれまでの経験や長所が、製造業で求められる適正にどのようにマッチしているかを知っていきましょう。

ものづくりが好き

製造業ではやはり「ものづくりが好き」であることは大きな適正です。
「好き」という気持ちだけで仕事ができるわけではありませんが、業界や職種に対する意欲や成長への取り組みは強みになります。
実際に製造業で働く人の多くは「ものづくりが好き」であり、様々な面からものづくりへの情熱や熱意が見られます。
製造業はわたしたちの生活の基盤を支える大切な業界です。社会に大きな影響を与える形あるものを作りたいという人には適正があるといえるでしょう。

コツコツと根気よく取り組める

製造業において、製品を製造したり、品質の検査や実験をしたり時には、同じ工程を繰り返す場面が多く、コツコツとした作業に取り組む必要があります。
一つの作業をひたすら繰り返す作業が苦手な人ももちろんいます。しかし、その中で「コツコツと根気よく取り組める性格」を持っていると、製造業での適正があるといえるでしょう。
また、一つの作業において長い時間集中力を保つことができたり、不良が出た際に改善をするためにあらゆる工夫ができることもアピールポイントになります。

真面目で正確な作業が得意

ものづくりを行う製造業においては、一つのミスが大きなミスにつながることが多々あります。そのため、真面目で正確な作業が得意な人は、ミスが少なく製造業への適正があるといえるでしょう。
効率やスピードも重視される場面はありますが、やはり品質が高く、安全性のある製品をつくるためには、正確さが最も重要視されます。
また、ゼロから作り出すものづくりの業界では、完成までの責任感も必要です。業務の内容によって変わってくるところもありますが、真面目で正確な作業が得意であることは魅力につながります。

納期までに効率的な行動ができる

製造業の仕事は、納期というものが計画段階で決まっています。取引先や顧客に求められた品質の製品を、期日までに納品しなければいけません。
そのため、ムダな工程は省き、より品質の高い製品をつくっていくために効率的な行動が必要となってきます。
また、効率よく作業ができるような改善を考案することも求められてきます。効率よく作業ができ、効率よくするためのアイデアを形できる力があると、製造業での適正へとつながっていきます。

新しい製品にアンテナを張れる

製造業では、常に新しい製品の製造・開発が行われており、新製品を生み出すための情報やアイデアを求められています。同業他社の製品やトレンドなどにアンテナを張り、新しい情報を仕入れるための意識が大切です。
そのため、新しいものへの感度が高く、アンテナを張ることができると、製造業への適正として効果的にアピールすることができます。
特に企画・開発職では、新しいものを取り入れる力があると好まれます。

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製造業の採用担当者が、応募者を見るときの視点

作業服を着て面接を行う男性

製造業の採用担当者は、応募者を見るときどのような視点を持っているのでしょうか?
履歴書の志望動機を書くときや面接で伝える際に、この視点を持っているだけで採用への可能性が大きく変わってきます。

採用担当者が面接で確認したいこと

採用担当者が面接で確認したいことを、3つのポイントにしぼって説明します。

・履歴書とのギャップ
書類選考時に確認をした履歴書と、実際に応募者と対面した時の印象の違いを確認しています。

・コミュニケーション力
面接という場は誰でも緊張を強いられます。しかし、そんな緊張感のある中でも、問題なくコミュニケーションが取れるかどうかを確認しています。

・質問への適切な回答
採用担当者の質問に対して、的外れな回答をしていたり、聞いていないことを答えたり、意図がずれていたりすると好印象にはつながりません。質問への適切な回答ができるかどうかを、採用担当者は確認しています。

ありのままの人物象を知りたい

採用担当者は応募者のありのままの人物像を知りたいと考えています。志望動機を考える際には嘘をついたり誇張はせずに伝えることが大切です。

・長く勤めてくれるか
会社が採用を行うのは、企業が成長をするために必要な人材を求めているからです。自社に長く勤めて技術を磨き、いずれはその技術を伝えていって欲しいと考えています。

・会社のメンバーと一緒に仲良く仕事ができるか
今いるメンバーと一緒に仲良く仕事をすることができるだろうか?と採用担当者は不安に思っています。ありのままの自分の性格や考えを伝えて、メンバーとの対話や仕事への取組みの熱意を伝えましょう。

以上、2つのポイントを押さえて、ありのままの自分をアピールしましょう。

採用担当者は「誰でもいい」ではなく「あなたがいい」と感じたい

採用担当者は多くの応募者を見ています。業界や職種への理解度や経験はもちろん、あなた自身のタイプやキャラクターも重要視しています。
この経験があれば「誰でもいい」というような印象ではなく、この経験がなくても「あなたがいい」「あなたと仕事がしたい」と思ってもらえるようにアピールする必要があります。
そのためには、改めて自分自身の経験を整理整頓してみたり、自己分析をすることによって、企業や採用担当者に求められているものを見つけていきましょう。

NGな志望動機の書き方とは

作業服を着て手でバツをつくる男性

採用担当者は、志望動機を重視して見ています。書類選考率アップや面接での好印象を獲得していくために、志望動機の書き方には注意していきましょう。

よくある例文ばかりになっている

志望動機は「ありのままのあなた」が表現されている重要な情報です。検索して出てきたサイトのよくある例文をコピペして記載したり、一部をつなぎあわせて文章をつくって記入したりするのは避けましょう。
採用担当者は多くの応募者の志望動機を日々目にしています。あなた自身のオリジナリティのある文章でアピールすることで、より好印象へとつながります。
掲載されている志望動機の例文は、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

他の会社でも使いまわしできそうな文章

転職活動は、いくつかの企業を同時並行で応募をすることが多いです。そのため、応募書類の志望動機を使いまわしできそうな文章におさめてしまうこともあるかもしれません。
どの企業にも通用しそうな具体性のない志望動機は、採用担当者へ悪い印象を与えてしまいます。
「製品のどんなところに興味を持ったのか」「企業理念にどのように共感したのか」「この企業に入社したら、どのように活躍して貢献していきたいか」とその企業ならではの志望動機になるようにしましょう。

自分の希望や条件ばかり書かれている

転職活動を行う理由は様々あります。勤務条件を確認することは、今後長く働いていく中では大切ですが、志望動機の時点で自分の希望や条件を強調するのは避けましょう。
「給料が高い」「家から近い」「休みが多い」「残業がない」などの希望は自分の中での比較条件としてとどめておくことが無難です。
条件面を強調しすぎることにより、採用担当者は「他に条件の良い企業があればそちらを選択するだろう」と感じてしまい、マイナスなイメージにもつながります。

【職種別】製造業の志望動機の例文

作業服を着て考える男性

次に、製造業での職種別、志望動機の例文を紹介します。各職種ごとによって求められてくるスキルや適正は変わってきます。これまでの経験やスキル、実績をアピールしながら職種ごとの特色を活かして考えましょう。
これから製造業へ転職したい方は、参考にしてください。

履歴書の志望動機の書き方とは?職種別の例文も紹介 続きを読んでみる

製造技術の志望動機

製造技術職は、製品の各製造工程に関わります。製品の精度を高めるために、どのような改善を行ってきたか、スキル面が強く見られます。

【志望動機例文】
約○年間、電子機器の精密部品における製造技術に携わってきました。どうすればさらに精度が良くなるかという改善検討を繰り返し、小さなミスも引き起こさないよう業務に取り組んできました。
貴社は、人の命に関わる医療機器のリーディングカンパニーであり、独自の技術力で日々成長されています。そんな貴社でさらに技術力を高めていきたいと考え、貴社を志望しました。
人の生活や健康を守るために、活躍していきたいと考えています。

生産技術職の志望動機

生産技術職は、全体の生産工程に関わります。様々な立場の人とコミュニケーションをとり、よりよい製品を届けるための幅広い知識が必要です。

【志望動機例文】
自動車のブレーキ部品の生産技術に従事してきました。また、現在では主任として○名のマネジメントも担当しています。
貴社は自動車の事故削減のために、常に新たなアイデアを取り入れた部品の製造に注力しているとお聞きしました。自動車事故というものは、生活の中で切っても切り離せない課題です。自身も同じ製品を製造している身から、その課題について日々考えてきました。
これまで培ってきた経験を活かし、貴社の「全ての人に安全な車を」という理念に貢献したいと考えています。

品質管理・品質保証職

品質管理・保証職は、品質に対する検査・保証に関わります。現場全体の環境改善から、不良品に対する解決まで、考える力が必要となってきます。

【志望動機例文】
化粧品メーカーにて、OEM商品の品質管理・保証と幅広く業務に取り組んできました。製品の不良品発生時に素早く原因究明を行うために、社内での連携を強めることを意識し、品質向上に努めてきました。
貴社は化粧品の中でも○○という原材料をニッチに取り扱っており、国内外問わず事業を展開しています。これまでの経験をベースに専門性を高め、多くの人と関わることにより自身の成長にもつなげていきたいです。

生産管理職

生産管理職は、製品がお客様の元に届くまでの工程管理に関わります。コミュニケーション力はもちろん、調整力などの強みが求められます。

【志望動機例文】
私はこれまで部品メーカーで生産管理として従事してきました。そんな中、携わってきた製品がどのようなカタチになってお客様に届くのか、という想いが深まり転職を考えました。
また、私がこれまで仕事をする中で大切にしてきたのは、相手の視点で物事を考えてみるということです。それは貴社のバリューにある「まごころを忘れない」という考えに近く、貴社に興味を持ったきっかけでもあります。
これまでの経験を活かしながら、完成品メーカーとして成長する貴社の事業に貢献していきたいと考えています。

技術営業・セールスエンジニア職

製造業における営業職は、製品の技術的な知識を活かした営業活動に関わります。専門的な知識を習得していく意欲と顧客折衝力が重要視されます。

【志望動機例文】
私はこれまで、工場で製造業務に携わってきました。モノづくりをする楽しさを感じながらも、携わった製品がお客様にどのように喜ばれているかを知りたくなり、技術営業職に興味を持ちました。
貴社は最新鋭の機械を導入することにより、常に技術力を高めています。貴社であれば自社製品の技術に対しての知識を貪欲に身に付けることもでき、なおかつお客様と関わりを持つことができると感じ志望しました。

転職において志望動機は最も重要なあなたの顔

製造業といっても、多種多様な業界や職種があります。それぞれに特徴や特色があり、どのように志望動機を書けば採用担当者にアピールできるかを考えるのは難しいです。
あなたの転職活動がよりよいものになるように、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

みらいキャリアは、製造業に特化した転職エージェントです。実際に製造業に携わったことのあったり、専門的な知識豊富なキャリアアドバイザーがあなたの転職活動を支援します。
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