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製造業への転職は難しい?専門エージェントが徹底解説

みらいキャリア編集者

製造業への転職は難しい?専門エージェントが徹底解説「未経験から製造業への転職はできるの?」「製造業に興味はあるけど専門知識がないと難しそう」など、製造業の転職について疑問や不安を感じている方も多いでしょう。

今回は、製造業の転職について、業界が抱える課題から具体的な仕事内容、製造業の仕事に向いている人・向いていない人の特徴などについて解説します。

また、実際にみらいキャリアを利用したことによって、未経験から製造業に転職を成功させた事例も紹介していきます。
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製造業への転職は難しい?未経験から転職は可能なのか解説

自動車を製造しているイメージ

未経験から製造業への転職。20代

結論からお伝えしますと、未経験から製造業への転職は可能です。その理由として、3つのポイントから紹介していきます。

・人手不足が問題視
経済産業省発表の『2022年版ものづくり基盤技術の現状と課題』から、製造業に従事している34歳以下の就業者数は減少傾向にあることがわかります。
高齢化から人手不足が問題視されているため、未経験でも積極的に採用している企業が多いです。

34歳以下の就業者数(製造業)出典:経済産業省ウェブサイト
図 412-2 若年就業者(34 歳以下)の推移を加工して作成

・異業種からの転職者が多い
一口に製造業と言っても、製造から管理、営業まで職種の幅は広く、異業種からの転職者が多いのも製造業界の特徴です。

・安心して働ける環境
作業に関するマニュアルが整っており、充実した教育制度があるため、安心して働ける環境があります。

製造業での働き方とは?20代の転職方法も大公開

未経験から製造業への転職。30代

30代からの転職だと、やはりこれまでの経験やスキルを見られることが多く「未経験からの製造業への転職は難しいのでは?」と思う方も多いはずです。
しかし2つの観点から、30代からでも未経験の製造業への転職は可能と言えます。

・採用背景から見るプラス面の人手不足
新規事業立ち上げや事業好調による生産拡大からの人手不足では、企業が成長するために30代からでも採用することが多いです。

・社会人経験が役に立つ
30代だからこそ経験してきた「コミュニケーションスキル」「リーダー経験」「アルバイトや派遣社員のマネジメント経験」は強みになります。

結論:未経験からの製造業の転職は可能

高齢化による募集企業が多い
製造業界では年々高齢化が進んでおり、20〜30代を中心に未経験でも採用をしている企業があります。

様々な経験を活かせる環境
工場での現場経験、製造業での経験がなくても、職種が幅の広い製造業であれば、これまでのスキルが活かせるポイントが必ずあります。

不安を抱えず働ける体制
専門的な知識や技術がなくても、マニュアルや研修体制が確率している企業が多く、身に付ける意欲が高ければ比較的スムーズに働くことが可能です。

「経験がないから製造業への転職は難しい」と諦めずに、まずは企業への積極的なエントリーや転職エージェントへの相談をすることをおすすめします。

製造業への転職候補となる求人の種類4種を紹介

マシンからフレックス回路を削除する女性労働者のイメージ
次に、製造業での具体的な職種を紹介していきます。

これまでのあなたの経験やスキルが、当てはまる職種があるかもしれません。

①生産技術/製造技術

生産技術職とは、製品の全体の生産工程に関わっていきます。

自社の製品をいかに効率よく製造するかを、工場内の設備や備品を把握し、現場の情報を集めて、不備や不良の課題を発見・提案・改善する仕事です。

 

製造技術職とは、製品の各製造工程に着目することが役割です。

いかに質の良い製品を効率的に生産するかを考えるために、製造における最適な手順や方法、規格を考えます。

どちらも、製造現場における縁の下の力持ちとして頼られる存在です。

未経験からでも、ものづくりへの興味やスキルアップへの意欲があれば、研修制度が充実している企業も多いため、安心して働き始められるポジションです。

②営業(技術系も含む)

製造業における営業職とは、製品に対する技術的な専門知識を活かして、顧客へ営業活動を行うことが役割です。企業によって変わりますが、よく目にするのは「技術営業」や「セールスエンジニア」という呼び方です。

BtoB(企業間取引)での業務が多く、顧客に対して技術を伝える必要があるため、コミュニケーション力が問われます。
どの業界でも自社サービスや自社製品を理解・学ぶことから始まります。未経験だとしても、製品の研修からスタートするため、安心して取り組むことができるでしょう。

製造業における技術営業ってどんな仕事?

③品質管理・品質保証

品質管理職とは、製造された製品の品質を検査・保証することが役割です。

実際の製造工程に直接携わることができ、社内での調整力が試される仕事です。

 

品質保証職とは、製品の出荷後の品質を保証・顧客対応することが役割です。

製造された製品に携わることがメイン業務であり、対外折衝へのコミュニケーション力が試される仕事です。

どちらも、自社製品の品質への誇りを持つことができるやりがいのあるポジションです。コツコツとした作業や人と関わることが好きな方におすすめで、様々な角度からスキルが活かせる職業です。

④生産管理

生産管理職とは、製品が出荷されるまでの、全体の工程を管理することが役割です。

必要な資材の調達から製造ラインの構築、人員配置などの計画をし、製造業における司令塔として活躍します。常に製品の市場を調査する必要があり、全体バランスを調整する根気のいる仕事です。

しかし、だからこそやりがいもあり、ものづくりの全体像を把握することができる面白さがあります。理系だけでなく文系からでも、未経験から転職することの多いポジションです。

製造業における生産管理の仕事とは? 続きを読む

製造業への転職の際に考えたい。魅力と大変さについて解説

工場の生産ラインで一緒に働く産業従業員。

製造業への転職を考えている方・興味のある方は、まずはメリットとデメリットを理解して、転職の可能性を考えていく必要があります。
ここでは、ものづくり現場での仕事の魅力や働き方、大変さについて解説していきます。

魅力①技術が身につく。専門知識が身につく。

製造業の仕事は、あらゆるものづくりに携わるため、専門性の高い知識や経験を身に付けることが可能です。

・生活を支える製造業の基礎知識を学べる
・製品の企画から開発まで、一連の流れを学べる
・取り扱う材料から機材の専門知識を学べる

手に職をつけるとよく聞きますが、製造業だからこその技術や知識を磨くことで、さらなる自身のキャリアアップにもつながります。

また、現場での仕事となると「フォークリフト運転技能者」や「危険物取扱者」などの資格が実業務で必要となってきます。そのため、会社が積極的に資格取得の支援を行っていることが多いです。

製造業に活かせる資格とは? 続きを読む

魅力②寮や資格取得など福利厚生が充実している求人もある。

製造業は、製品を製造する工場が本社もしくは勤務地となります。工場は製造ラインや大きな機械を取り扱っています。そのため、都市部から離れた広い敷地に建てられることが多いです。

また、製造業は8時から17時終わりという他の業界とは違う勤務形態が特徴的です。交代制や夜勤での作業がある会社もあります。

だからこそ従業員の働き方を守るためにも、工場から近い場所へ寮を用意することによって、朝早くて公共交通機関が利用できない従業員や夜遅い働き方をする従業員の生活を守っています。

また、技術力向上や継承が重要となってくる製造業では、長く働いてほしいという気持ちが特に強く、福利厚生が充実した企業が多いです。

・無料の完全給食制食堂
・生活必需品の配布
・資格取得のための研修や教育制度
・企業内保育所

大変さ①製品によって単純作業が多くなる傾向がある。

製造業における工場での仕事は、ライン作業などの単純作業が多くなってくる場合もあります。製造する製品や工程にもよりますが、同じ作業を繰り返すことが苦手な人には長く働ける環境ではありません。

・組立や加工がメインのライン作業
・製品の不備を確認する検査作業
・出荷のための仕分けや梱包をする作業

逆に言えば、ルーティンワークが得意だったり、仕事にしたいと考えている人には向いている業界と言えるでしょう。

大変さ②職種によっては労働環境が過酷で体力が必要になる。

製造業では、職種によって労働環境が過酷で体力が必要となる場合があります。

・重い部品や製品を運んだりする作業
・倉庫内を歩き回るピッキング(リストに沿って商品を集めること)作業
・立ちっぱなしのライン作業
・夜勤や交代制での勤務体制

このような環境に耐えられない、体力に自信がない人にとっては長く働ける環境ではありません。

しかし、日勤のみの仕事や軽作業と呼ばれる仕事もあり、実際に工場で働く女性や体力に自信のない方でも製造業で働くことは可能です。

製造業に向いている人はどんな人?向き不向きを紹介。

これまで説明してきた仕事内容や特徴から、製造業の仕事に向いている人・向いていない人のポイントを紹介していきます。

製造業への転職を考えている人や興味のある方は、自分がその仕事に向いているのか、向いていないのか、ひとつの参考にしてみてください。

向いている人の特徴(単純作業が苦にならない人、技術を身に付けたい人)

製造業の仕事に向いている人には、3つのポイントがあります。

単純作業が苦にならない人
コツコツとした単純な作業が好きで、黙々と作業に集中したい人にとっては、製造業の仕事は向いています。特定の作業を極めるため、自身のスキルに対してもやりがいを持つことができます。

技術を身に付けたい人
製造業の仕事は専門的な知識やスキルを身に付けることによって、仕事の幅が広がっていきます。技術を身に付けて成長したい人にとっては、製造業の仕事は向いています。

やりがいを求める人
ものづくりの仕事は、様々な生活の基盤に関わってきます。また、形として見えやすいのが特徴です。仕事に対して責任感が強かったり、大きなやりがいを求める人に製造業の仕事は向いています。

向いていない人の特徴(単純作業が苦手な人)

次に、製造業の仕事に向いていない人には、2つのポイントがあります。

単純作業が苦手な人
製造業の仕事は、前述したように単純作業が多いです。そのため、コツコツとした作業が苦手だったり、一つのことを極めて集中するのが苦手な人にとっては向いていない仕事です。

成長意欲が低い人
ものづくりの仕事は、作業に必要な資格などが必要となってくる場合があります。取得に向けた勉強をしたくない人には向いていないかもしれません。

実際に製造業への転職に成功した2つの事例

それでは、実際にみらいキャリアで、未経験から製造業へ転職した人の事例を紹介します。

運送会社から自動車部品メーカーに転職 20代Aさんのケース

地元の大学を卒業後、運送会社で車両部品の発注・管理などに従事してきたAさん。
元々自動車が好きで、ものづくりに興味はあったが、文系出身ということもあり、製造業を選択しなかったという過去があります。しかし、少しでも自動車に関連する企業へ就職したいという思いから、運送会社に就職しました。
仕事をしていく中で、業務に物足りなさを感じ、メーカー側で働きたいと転職をスタート。
自動車が好きなこと、製造業での経験はないが車両部品を取り扱ってきたことなど、未経験でも製造業で働きたい、こういう経験が活かせるとアピールし、無事志望していた自動車部品メーカーへの内定を手にすることができました。

~ポイント~
・文系出身でも、自動車が好きでものづくりに興味があった
・車両部品を取り扱ってきた経験をアピールできた

▼関連記事リンク
運送会社から自動車部品メーカーの物流管理職へ

接客業から食品メーカーに転職 20代Bさんのケース

地元の大学を卒業後、飲食店を営むフードサービス会社で接客業に従事してきたBさん。
「美味しく・楽しく・安全」な食品を提供し、お客様に満足してもらえるというやりがいを感じていた一方、お客様が口にする食品がどのような工程で製造されているのか、ということに興味を持ち始め、製造業への転職活動に踏み出しました。
食品メーカーへ転職したいという気持ちはあるが、接客業という職種がどのように活かしていけるかが分からなかったというBさん。そんな中出会ったのが「品質管理職」というポジションでした。
大学時代に食品化学を学んできた経験、接客業という人とのコミュニケーションやアルバイトのシフト管理をしてきた経験がアピールできると発見。
書類作成から面接対策まで、様々な経験を掘り起こし、無事食品メーカーへの内定を手にすることができました。

~ポイント~
・食への興味、食品の製造工程への関心があった

・大学時代に学んでいた食品化学をアピールできた

▼関連記事リンク
不可能だと思っていた、接客業から品質管理職への転職

まとめ

いかがでしたでしょうか。
製造業界の人材不足という課題から職種ごとの仕事内容、向いている人・向いていない人の特徴などについて紹介しました。

製造業の仕事はわたしたちの生活を支え、形が見えるやりがいのある仕事です。これまで学んできた知識や経験してきたスキルを活かす場面も多いのではないでしょうか。

みらいキャリアは東海エリア(愛知・岐阜・三重)を中心に、製造業に特化した転職エージェントです。「未経験から製造業に転職したい」「製造業に興味がある」「これまでの経験を活かして新たな業界を目指したい」という転職活動を全面サポートします。

まずはあなたのこれまでのスキルやキャリア、転職の悩みをお気軽にご相談ください。

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