転職活動では必ず作成する履歴書、その履歴書に貼る証明写真は応募書類全体の印象に関わるとても重要なものです。
時間をかけて用意した書類が、より好印象で受け取られるように、証明写真のチェックポイントを紹介します。
目次
証明写真の押さえておくべき3つのルール
【ルール①】証明写真のサイズは「タテ4cm×ヨコ3cm」
A4サイズの履歴書でもB5サイズの履歴書でも、証明写真の一般的なサイズは変わりません。
【ルール②】証明写真の使用期限は「3ヶ月～6ヶ月以内」
撮影時と現在の見た目が大きく変わっている場合は、期限内であっても写真を撮り直した場合が良いでしょう。写真と実物に大きなギャップがないようにしましょう。
【ルール③】証明写真の背景は「ホワイト・薄いブルー・薄いグレー」
ホワイトやブルーで爽やかに見せたり、グレーで落ち着いた雰囲気を見せたりすることもできます。
証明写真の押さえておくべき3つのマナー《男性編》
【マナー①】清潔感のあるスーツで好印象
◎スーツ
自身にジャストしたサイズのスーツを着用して撮影するようにしましょう。
色は無地の黒・紺をおすすめします。
◎シャツ
シャツは白い無地のものを選びましょう。しっかりとアイロンがけされたものを着用し、
ボタンは1番上まできっちり留めてください。
◎ネクタイ
派手な印象を持つ「ピンク・シルバー系」、
冠婚葬祭に使用される「白無地・黒無地・ゴールド系」、キャラクターものはNGです。
【マナー②】ナチュラルな髪型で好印象
◎髪の色
髪染めが中途半端ないわゆる「プリン」は避けましょう。
黒、もしくは地毛に近いナチュラルカラーが好まれます。
◎髪型
寝ぐせがついたままにならないように、適度にワックスを使用してセットしましょう。
耳・目・眉が見えるように、ボリュームを抑えて顔がよく見えるようにします。
カジュアルな髪型は避けましょう。
【マナー③】なるべくヒゲは剃る
清潔感に欠けるためヒゲはなるべく剃って撮影するようにしましょう。
どうしてもそのままの場合で撮影したいというお気持ちがある場合は、
転職エージェントなどに相談するのも良いでしょう。
証明写真の押さえておくべき3つのマナー《女性編》
【マナー①】清潔感のあるスーツで好印象
◎スーツ
自身にジャストしたサイズのスーツを着用して撮影するようにしましょう。
色は無地の黒・紺をおすすめします。ボトムスはスカート・パンツどちらでもOKです。
◎ブラウス
ブラウスはしっかりとアイロンがけされた白い無地のものを選びましょう。
大人っぽい印象に見せるカットソーでも問題ありませんが、あまりにも襟ぐりが深いと
だらしない印象に見せてしまうので気を付けましょう。
【マナー②】ナチュラルな髪型で好印象
◎髪の色
髪染めが中途半端ないわゆる「プリン」は避けましょう。
黒、もしくは地毛に近いナチュラルカラーが好まれます。
◎髪型
髪の長い方はハーフアップやポニーテールですっきりとまとめてください。
ハーフアップをする際には、髪は後ろに流して襟が見えるようにしてください。
耳・目・眉が隠れないように、顔がよく見えるようにしてください。
【マナー③】自分にあったメイクでアピール
ノーメイクや濃すぎるメイクは避け、自分にあったメイクでアピールするようにしましょう。
カラーコンタクトは原則つけないようにしてください。
履歴書の証明写真を上手に撮るための3つのポイント
【ポイント①】微笑んだ状態で好印象
無表情で写ってしまうと、睨んでいたり、きつい印象に受け取られてしまいます。歯が見えないように自然に微笑んだ表情を浮かべましょう。
【ポイント②】姿勢に注意！
顎を引き、背中をピンと伸ばすようにした姿勢で撮影しましょう。丸まってしまうと卑屈な印象になってしまいますので注意が必要です。
【ポイント③】カメラ目線で正面を向く
顔を確認するためのものが証明写真です。しっかりと正面を向き、カメラ目線で撮影するようにしましょう。上目遣い・見下ろすような角度にならないようにしてください。
スマホ撮影でもOK？証明写真はどこで撮るべき？
写真館やスピード写真機で撮影する方がいいのは分かってるんですが、中々撮りに行くこともできないです。スマホ撮影でもいいですか？
スマホ撮影も、最近だと高画質なものが多く、ここまでで説明したルール・マナー・ポイントをクリアできたら問題ありませんよ。
転職はスピードが重要ですもんね。
ただ、自撮りで撮影する場合は、腕が写ったり肩の位置がずれて姿勢が悪くなってしまいますので、誰かに撮影してもらったり、三脚を利用して撮ったりしましょう。
なるほど、確かに自分で撮ると見上げるような形になっちゃうかも…。
とはいえ、やはりスマホ撮影のクオリティもそれぞれ。やはり時間がある場合は写真館やスピード写真機を使うようにしてくださいね。
【製造業の転職】証明写真は作業服でもいいんですか？
製造業・メーカーの現場で働く方は作業服を着用している場合があります。自身のアピールのために作業服で撮影をしたいという方も中にはいるかもしれません。
企業によっては作業服や私服の写真でもOKの場合がありますが、やはり良い印象をもってもらうためには《スーツの着用》が望ましいです。
「ほんの少しの手間もかけない人」「大雑把な性格なのかな」というように受け取られることもあるからです。
締め切りまでに証明写真が間に合わない
履歴書を提出するまでの締め切りに、どうしても証明写真が間に合わない場合もあるかと思います。その場合は企業の採用担当、または仲介している転職エージェントに相談をしましょう。
・締め切りまでに間に合わない理由を説明する
・何日までに提出することを伝える
上記の2点を連絡して、次の締め切りに間に合うように行動していきましょう。
